党首討論

 自衛隊法第七条 内閣総理大臣は内閣を代表して自衛隊の最高の指揮監督権を有する。

5月20日に安倍首相と民主党の岡田代表ら野党3党首による党首討論が20日行われた。首相は、集団的自衛権の行使について、「海外派兵は行わない。外国の領土に上陸し、戦闘行動を目的に武力行使を行うことはしない。大規模な空爆を行うこともない」と延べ「自衛権行使の3要件」が厳格に適用されることの認識を示した。現実的に考えて、わが国の味方の国がわが国のため戦争をしていて敵国から被害を被っているのに、そこの戦場化している領土・領海・領空には自衛隊を派遣して集団的自衛権を行使しないでしょうか。いわゆる3要件には該当していると思いますが。何のための自衛隊でしょうか。

そんな自衛隊は必要ないのではないでしょうか。自分のことばかり考える独善的な日本ではないでしょうか。自衛官は、自衛隊法五十二条及び同法施行規則第三十九条によって「ことに臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に努め、以って国民の負託にこたえることを誓います。」と殉職死を覚悟しています。自衛隊の最高の指揮官である首相の決心が自衛官から離れていては部隊・隊員は揺らぎます。

これからの安全関連保障法案の国会審議が続くと思われますが、口先だけの討論ではなく強い信念と愛国心を持って強い日本に、平和な日本に、方向付けてください。